飛騨高山の木工家具メーカー「飛騨産業」のショールーム。
新しい暮らしの提案やコンセプト展示、社外デザイナーによる家具を一堂に集めた「デザイナーズルーム 飛騨」など、見どころもりだくさん。アウトレット館やカフェルームも魅力。
【住所】岐阜県高山市名田町1-82-1
【TEL】0577-34-0498
【営業時間】9~18時(年中無休、入場無料)
【WEB】飛騨の家具館 高山(飛騨産業株式会社)
「宮笠」は、「ひで」と呼ばれる薄く細長い板状のヒノキやイチイを編み合わせ円すい形に仕上げた帽子。通気性と耐久性に優れ、晴天時は木が乾燥して風を通し、雨天時は膨張して水を通さない。丈夫で軽く修繕も容易なため、地元では100年以上使い続けられているものも珍しくない。
飛騨高山を代表する伝統工芸品だが、時代と共に海外輸入の安価な模造品に押され後継者数が激減。材料から完成まで一貫して作ることのできる職人は今では飛騨地域で唯一人、問坂さんだけとなってしまった。「いくら編み方を覚えても、材料を調達できなければ宝の持ち腐れ。一から教えると10年は軽くかかる。体が動くうちは頑張りたいが、そろそろおしまいかもしれない」と寂しく笑う。
問坂さんの宮笠はデザイン、素材違いで全11種類、高山市内各所の取扱店で「本物が欲しい」と言えば1枚2,000~5,000円ほどで購入できる。
【住所】岐阜県高山市一之宮町
【TEL】0577-53-2483(※工房見学は要問い合わせ)
フィン・ユールは、20世紀中期にあった北欧家具の黄金期に活躍したデンマークを代表する家具デザイナーで、別名「家具の彫刻家」。
「高山フィン・ユール邸」は、飛騨の家具製作技術を駆使して北欧家具のリペアや復刻生産などを主に手掛けるキタニが1/1スケールでフィン・ユールの自宅を忠実に再現したもの。
同施設では北欧文化と日本文化の接点や新しい発見に出合うことができる。開館日はホームページで確認できる。
※開館日のみ入館可。要事前予約。
【住所】岐阜県高山市松倉町2115
【TEL】0577-34-6395
【営業時間】10~12時、13~15時
【入場料】1人3,000円(協賛金)当日限り
【WEB】株式会社キタニ
一枚板家具工房・飛騨のクラフト作家によるギャラリー作品の店。
飛騨地域の個人木工房各社で組織する「飛騨の木工房の会」では、年1回、オープンアトリエを開催。
通常日でも随時、工房見学を受け付けている木工房もあるので興味のある方はぜひ問い合わせを。
【住所】岐阜県高山市上岡本町3-362
【TEL】0577-57-7555
【営業時間】10~16時
【定休日】火・水曜
【WEB】飛騨の木工房めぐり
「物を大切にする心」を育むために月1回、壊れたおもちゃの無償修理を引き受けている。
会員は10~70代と幅広く、学生、主婦、電機店店主、無線技師、元工業教諭、元SL機関士など経歴もさまざま。
院長の福田仁重さんによると、これまでに修理したおもちゃは1500個以上で治癒率は92.3%という。
修理は実費300円までは無償修理、それ以上は依頼主と相談。「危険なおもちゃ」と「骨董品」以外なら何でも引き受ける。おもちゃの動作テスト用に使う「使い残し電池」が万年不足しているそうなので、もし余っていれば協力を。
■NPO法人 高山おもちゃ病院
【住所】岐阜県高山市三福寺町1800(高山市資源リサイクルセンター内)
【TEL】0577-32-0650
【営業時間】10~15時(毎月第2土曜のみ)
※第4土曜は高山市総合福祉センター(高山市昭和町2)にて営業
国道41号沿いにある地元農産物直売所施設。
朝収穫したばかりの野菜や山野草、加工食品、果物などがズラリと並び、価格も安いとあって地元民も足しげく通う。飛騨産のトマトジュースやリンゴジュースをはじめ、種類豊富な品ぞろえは一見の価値あり。
敷地内には、宮城県女川町出身のご主人が経営する「復興レストラン・女川 すえひろ」もあり、こちらも人気。
【住所】岐阜県高山市国府町金桶64-1
【TEL】0577-72-0150
【営業時間】4~10月は8~16時、11~3月は9~16時
【定休日】月曜(ただし5~10月は無休)
【WEB】飛騨国府 特選館「あじか」
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