ロマンあふれる埋蔵金伝説が、高い信憑性と共に今なお語り草となっている幻の城「帰雲城(かえりぐもじょう)」が旅のスタート。1585(天正13)年、マグニチュード8クラスの大地震が同地内を襲い岩山が大崩落し、城下町もろとも忽然と姿を消した。かつて金銀を産出した白川郷の街道上に位置することから、埋蔵金の存在が噂され、これまで幾度となく現地調査が行われてきたが、手掛かりは一切得られず謎のまま現在に至る…。
【場所】岐阜県大野郡白川村保木脇(国道156号線沿い)
【WEB】白川村役場
1989(平成元)年8月、大白川・白水湖の最上流の地層から、おそらく草食恐竜イグアノドンの仲間だろうといわれる恐竜の足跡化石が発見される。そのリアルな実物大レプリカを、「道の駅 飛騨白山」で見ることができる。
【住所】岐阜県大野郡白川村平瀬516-62
【TEL】05769-5-2230
【営業時間】8:00~17:00(12月~3月末は冬季休業)
荘川一帯には、今から約1億4千万年~6千5百万年前の中生代の地層帯「手取層群」が広く分布しており、古生物学研究の要所。2013年10月、高山市が毎年開催している「化石発掘体験教室」で地元小学生が恐竜の化石を発見したのをはじめ、地元在住の化石ハンターの手により、ジュラ紀や白亜紀に生息した動植物の化石がたくさん見つかっている。毎年夏には全国から化石ファンが大勢集まる「化石フォーラム」を開催。「高山市荘川支所」には恐竜や古代生物の化石の一部が常時展示されており、自由に見学可能。
【住所】岐阜県高山市荘川町新渕430-1(高山市荘川支所)
【TEL】05769-2-2211
荘川は、街道沿いに蕎麦屋が立ち並ぶ「蕎麦どころ」としても有名。混雑時には行列ができるお店も。お昼は早めの時間がおすすめ。
【WEB】高山市役所
同町の特産品・飛騨牛の「も~」と、“軽い”紙粘土製だから「かる」、あわせて「も~かる」くん。2009年から売り出したところ、購入者の中に宝くじの当選者が出るなど、福を呼び込む縁起物として大好評に。「商売儲かる、受験にも受かる」お守りとして根強い人気を誇っている。「ウッドフォーラム飛騨」内にて販売(1個/680円)。一攫千金のロマンを求め、おひとついかが?
【住所】岐阜県高山市清見町三日町165
【TEL】0577-68-2338
【WEB】ひだ清見観光協会
飛騨清見地区は、鎌倉後期から昭和初期にかけて「松谷鉱山」のゴールドラッシュにより形成された村集落。付近の山林には江戸期の露天掘り跡が今も残っている。「おっぱら自然体験センター」では、飛騨で唯一、天然の「砂金採り体験道場」を開催。砂金をゲットできると「ゴールドハンター認定書」が発行され、採れた砂金はすべて持ち帰ることができる。
【住所】岐阜県高山市清見町大原600
【TEL】0576-69-2455
【料金】大人、小人とも800円(4~11月、要予約)
【WEB】おっぱら夢組合
ロマンを追いかける旅の締めくくりは、大空に散らばる宝石のような美しい映像を堪能。飛騨唯一のプラネタリウムは、2013年5月に導入した新投影システム「HAKONIWA2」によって、高解像度の360度全天周型投影が可能に。見る人に最大限の浮遊感と満足を味わってもらえるよう、椅子を極限まで減らすなどの気遣いも。
【住所】岐阜県高山市清見町夏厩918-1
【TEL】0577-67-3407
【入館料】大人/500円、高校生以下/300円、4歳未満無料
【営業時間】9:00~17:00 木曜休
【WEB】飛騨プラネタリウム
Copyright (C) HIDA NO MORI